●ブール人 ブールじん
アフリカ アフリカ AD
南アフリカに住むオランダ系の白人。ブーア人・ボーア人ともいう。ブールはオランダ語で農民を意味する。その起源は17世紀にさかのぼる。すなわち,17世紀のなかごろ,ポルトガルを制して東洋貿易に乗り出したオランダが,南アフリカに中継地を建設するため,オランダ農民を移住させ,植民地を築いたことに始まる。彼らは,本国の反対を押し切って内陸へ植民し,農業・牧畜をひろめた。その後,18世紀末にイギリスが進出し,1814年にケープ植民地をイギリス領とすると,ブール人たちは北東方へ移住し,トランスヴァール共和国・オレンジ自由国を建てた。しかし,この地にダイヤモンドや金鉱が発見されたことやイギリスの 3C 政策などによってブール戦争となり,1902年征服された。その後1910年に南アフリカ連邦となり,1961年南アフリカ共和国を成立させた。ブール人は,同国白人の6割を占め,自らをアフリカーナと称し,アフリカーンスと呼ぶオランダ語を話す。