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●ブルゴーニュ

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 フランス東部の旧地方名。中心都市ディジョン。セーヌ水系,ソーヌ河・ロワール河の上流部が集合する丘陵地帯。フランスの南北交通の要衝。民族移動でブルグンドが定着建国した地帯にあたるのでこの名が生じた。534年フランクの支配下に入る。カロリング帝国の崩壊とともにブルゴーニュも分断され,主要部分はカペー朝傍系の支配するブルゴーニュ公領となる(1031〜1361)。クリュニー派ついでシトー会,全西欧にひろがる二つの巨大な僧院網の中心で,一時,宗教・文化・政治の新機運はここに生じた。1364年以降はヴァロア朝傍系の4代の公のもとにフランドルを併せて大勢力となり,百年戦争の渦中でイギリス王と結んでフランス王と対抗し,また芸術家を庇護して北方ルネサンスの一中心となる。1477年王領に編入。歴史を反映してフランスでもとくに文化遺産に富む地方で,ヴェズレイ・オータン・トゥルニュスらロマネスク建築の名刹がある。良質ブドウ酒の産地として聞こえる。