●ブリトン人 ブリトンじん
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ブリタニアのケルト系原住民。前5世紀最初のケルト人がブリタニアに渡ったが,前75年ごろ現在のベルギー地方のベルガイ部族が移住。20年後侵入したローマ人が最初に接触したケルト人である彼らをブリタニ(ブリトン人),その島をブリタニア(ブリトン人の国)と呼んだ。同島は,1世紀半ば以後3世紀間,ローマの属州。ローマの支配はハドリアヌス帝の長城以南で,もっぱら軍事的であり,地方居住のブリトン人社会への影響は小さかった。北部ではローマ支配への抵抗もあった。410年ローマの支配は終わるが,それ以前大陸からアングロ=サクソン人,北方からのピクト人・スコット人の侵攻開始。アングロ=サクソン人への抵抗では,5世紀末ブリトン諸部族を統率・反撃したアングロシウム=アウレリアヌス(一説にアーサー王)の名が伝来。577年ディーラムの戦いで大敗,ウェールズ・コーンウォームまで後退。一部は渡海しブルターニュに移住。