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●フリードリヒ=ヴィルヘルム3世 フリードリヒ=ヴィルヘルムさんせい

ヨーロッパ ヨーロッパ AD1770 

 1770〜1840(在位1797〜1840)プロイセン王。治世は43年の長期におよび,その間プロイセンは国家の危機と復興の激動期を迎えた。しかし彼は優柔不断であり,側近に左右されるところが多かった。フリードリヒ大王治世後の国政の行きづまりを打開するため,軍事・財政改革が必要であったが,彼はそれを怠り,王領地農民の解放にとどまった。そのためイエナ=アウエルリッツの戦い(1806)においてナポレオン軍に破れ,国家の崩壊を招いた。その後プロイセン改革で国制・軍制・教育の改革を行い,プロイセンの再生と近代化に努力したが,彼自身はこの改革に好意的ではなく,ウィーン会議後はメッテルニヒに操縦されて保守化し,改革官僚などを罷免した。1815年に約束された憲法発布も無視され,プロイセンは反動の時期を迎えた。しかしその間関税同盟の締結等により,経済的には発展した。

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