●フリードリヒ1世 フリードリヒいっせい(プロイセン)
ヨーロッパ ヨーロッパ AD1657
1657〜1713(在位1701〜13)初代プロセイン王。大選帝侯フリードリヒ=ヴィルヘルムの子で,1688年ブランデンブルク選帝侯(フリードリヒ3世)となる。彼は父および子(フリードリヒ=ヴィルヘルム1世)とは異なり,軍事的な権力国家の建設には興味がなく,ただし当時の世相の影響で,虚栄心および位階には情熱を示し,ついにスペイン継承戦争に際して皇帝レオポルド1世に援軍を約束することによって1701年王号を得,プロセイン王となった。彼の功績はおもに文化面にみられる。ハレ大学を創立し(1694),妻ゾフィー=シャルロッテのすすめで当世随一の天才ライプニッツを宮廷に招へいし,彼の助言で科学アカデミーを創設した(1700)。また華美な宮廷文化を繰り広げ,その結果ベルリンをバロック的な文化・学問・芸術の中心にした。しかしそれは財政難をもたらし,次の治世では引き締めを行った。