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●プランバナン

アジア インドネシア共和国 AD 

 広義には,インドネシアの中部ジャワのジョクジャカルタ東方,メラピ火山の南東ろくのプランバナン付近にあるヒンドゥー・仏教の遺跡群。1733年ごろ,オランダ人に発見された。いくつかの遺跡に分かれているが,主な遺跡は,ロロ=ジョングランチャンディ=プラオサンチャンディ=サディワンの3遺跡である。狭義には,ロロ=ジョングランをプランバナンと呼ぶ。ロロ=ジョングランとは,ジャワ語で“スラリとした処女”の意味であり,シヴァ神の配偶者ドゥルガの別名といわれている。これは,マタラム王国ダクシャ(915年ごろ即位)の時代の建立といわれるが,9世紀後半から10世紀初の建立と推定される。1辺170mの正方形の城壁のなかに,巨大な石造建築6個が2列に並んでいる。西側中央のシヴァ神を祀った大尖塔の神殿がその中心をなし,その他にヴィシュヌ神・ブラフマを祀った神殿などがある。1925年10月のある深夜,インドネシア共産党幹部は,ここで革命実行の相談をしたという。