●ブランデンブルク辺境伯 ブランデンブルクヘんきょうはく
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD
1134年よりブランデンブルクを統治する家に与えられていた位。ブランデンブルクは北ドイツのエルベ川西岸からオーデル川流域一帯にある地で,現在は一部ポーランド,大部分は東ドイツに属する。民族移動期にはヴェント族が定住し,カール大帝やオットー大帝が討伐した。アスカニア家のアルブレヒトが皇帝ロタール1世から,この地に封ぜられ,辺境伯となったのが最初。以後,同家によって農地を開拓し,キリスト教の布教が進められた。同家が1320年に断絶すると,ヴィッテルスバハ家(1324〜73)ルクセンブルク家(1373〜1415)がこれを継いだが,1415年,ホーエンツォレルン家フランケン系のフリードリヒ6世(辺境伯としては1世)が任ぜられ,以後ホーエンツォレルン家の所領地となった。ただしその時点で選帝侯となり,正確には辺境伯ではなくなり,のちのプロイセン王国の基礎となった。