●フランス労働総同盟 フランスろうどうそうどうめい
ヨーロッパ フランス共和国 AD1895 フランス共和国第三共和政
1895年結成のフランスの労働組合全国組織。CGT と略記。結成以来現在にいたるまで,産業・職種別連盟と県連合との2系統の編成をもち,1906年のアミアン憲章にみられる非政治主義を打ち出す。しかし1914年勃発の第一次世界大戦中は神聖同盟に参加し,政府の戦争政策に協力する。戦後は,社会党の分裂・共産党の成立(1920)の影響のもとで少数派が統一労働総同盟を創立(1922)して CGT も分裂。1934年以来の人民戦線運動の高揚のなかで再統一がなされるが,独ソ不可侵条約を契機とし共産党系を排除して再分裂(1939)。1944年,再建による再統一をみるが,1947年末,共産党のヘゲモニーに反対して1909年以来 CGT 書記長であったジュオーらが分裂,労働総同盟=労働者の力派を結成した。現在も共産党系の大衆組織として社会党系のフランス民主労働同盟(CFDT)にまさる影響力を行使している。