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●フランソワ2世 フランソワにせい

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 1544〜60(在位1559〜60)フランス王。ヴァロワ朝第11代。アンリ2世の長男。母はカトリーヌ=ド=メディシス。スコットランド王ジェームズ5世の王女メアリー=ステュアートを妃とする(1558)。若年病弱の身で即位したが国政はギーズ公フランソワ=ド=ロレーヌとその弟シャルルが壟断して貴族の不満を買った。コンデ公ルイはギーズ一派暗殺を計画し,新教徒の指導者ラ=ルノーディと結んだ。宮廷の所在地であったアンボアーズ城周辺に兵を集結したが,内通者によって発覚。強襲も失敗し,城内で大量処刑が行われた(アンボワーズ陰謀事件,1560年3月15日)。コンデ公ルイは再度陰謀を計画したがまたしても発覚し,オルレアンで捕えられた(1560年10月31日)。王が発病・急死したためにコンデ公は処刑をまぬがれた。フランソワ2世の短い治世は,宗教内乱の惨憺たる時代の序幕であった。