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●フランス-ソヴィエト相互援助条約 フランス-ソヴィエトそうごえんじょじょうやく

ヨーロッパ フランス共和国 AD1935 フランス共和国第三共和政

 1935年5月2日,フランス外相ラヴァルと駐仏ソ連大使ポチョムキンとのあいだでパリで調印された条約。1935年3月にナチス=ドイツがヴェルサイユ条約の軍事条項の破棄すなわち再軍備を宣言したことへの対応の一つであり,バルトゥーの計画した東欧における地域安全保障体制(東方協定)が実現不可能となった状況のなかで結ばれた。条約は,締結国のどちらかが侵略の脅威にさらされ,あるいは実際に侵略・攻撃を受けた場合に,国際連盟の対応に応じて支援・援助を他方が提供することを内容とする。5月13〜15日にラヴァルはモスクワを訪れ,スターリンと会談する。そのさいのスターリンによる,フランスの国防努力に対する同意はフランス共産党の人民戦線へのコミットをいっそう容易なものとした。ラヴァル内閣崩壊後の1936年2月に批准。