●フランス銀行 フランスぎんこう
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フランスの中央銀行にして発券銀行。1800年,ナポレオンによる執政政府の下で株式会社(資本金3,000万フラン)たる割引銀行として設立されたのにつづき1803年からパリにおける発券銀行となる。総裁と2名の副総裁が国家によって任命される制度が1806年に確立されてはいたが,この銀行が発券権限を独占するのは1848年のことである。以後,フランス銀行は主要株主200名による株主総会の選出にかかる理事会の運営を通して,ロシア・スペインなどへの資本輸出をはかり,いわゆる「高利貸帝国主義」の中枢機能を果たした。そして1936年7月,ブルム人民戦線内閣の下で理事会選出方法が民主化され,政府・大蔵省による指導が強化された。第二次大戦後の1945年12月,他の4大預金銀行ともども,フランス銀行の全株式が国家によって買い上げられ,国有銀行となった。1982年2月の「国有化法」による39銀行の国有化はこの延長線上にある。