●ブッダガヤー
アジア インド AD
釈迦が,菩提樹の下で悟りを開いたところと言い伝えられている仏教の聖地。インド東部のビハール州ガヤの南方10kmほどのところにある。29歳で出家した釈迦は,まず苦行者の群に入って激しい苦行をすること6年間に及んだがついに悟りを開くことはできなかった。そこで苦行では悟りを開くことはできないと考え,まず苦行で衰えた体力を回復するために村の小女が捧げる乳粥を受け,次いでネーランジャラー川に入って,体を清めてから森のなかの菩提樹の根もとに座して深い瞑想を行い,暁の明星を見てついに悟りを開くことができたと言う。現在,何代目かの大きな菩提樹があり,その下に石の仏座がありその東に高さ55mの大塔がある。12,13世紀にイスラーム教徒やヒンドゥー教徒によって破壊されたが,19世紀後半,イギリス人カニンガムによって発見されインド政庁がこれを復旧した。世界各地からの仏教徒の参拝が多い。