●フサイン
アジア アジア AD1852
1852?〜1931 ヒジャーズ王(在位1916〜1924)。預言者ムハンマドの後裔と言われハーシム家の出身である。オスマン帝国のスルタン,アブデュルハミト2世(1842〜1918)によってメッカに拘束されたが,1908年,スルタンの専制政治に反対する青年トルコ革命の結果メッカ知事となった。第一次世界大戦中,アラブ民族主義者に擁立され,1914年にはイギリスと交渉し戦後におけるアラブ王国独立の約束をとりつけた。そして,息子のファイサル1世,アブド=アッラーフ=ブン=フサインらとともに反乱を起こし,1916年ヒジャーズ王となった。1924年自らカリフと称したが,サウード家のアブド=アルアジーズ=ブン=サウードのメッカ攻撃をうけアカバに逃亡した。1925年キプロスに亡命し,1931年,アンマンで没した。