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●フーコー

ヨーロッパ フランス共和国 AD1926 フランス共和国第三共和政

 1926〜1984 ポワティエ生まれ。クレルモン=フェラン大学講師・同大学教授を経て,1968年にパリ大学ヴァンセンヌ分校教授。1970年,コレージュ=ド=フランス教授に就任,1984年6月25日没。『狂気の歴史』(1961),『言葉と物』(1966),『監獄の誕生』(1975)などの主著がある。彼の出発点は歴史的産物としての“狂気”にあり,ヨーロッパ近代の“理性”はこの狂気の排除のおかげで成立したとする。『言葉と物』では,[1]ルネサンス期・バロック期,[2]古典主義時代,[3]19世紀以降の近代,の3期区分によって,各時期に固有の全体的な知(エピステーメー)を明らかにしている。また,『知の考古学』(1969)では“歴史”概念に対して新しい見方を提起し,『監獄の誕生』では,権力の遍在を剔抉してみせた。スケールの大きい代表的な構造主義者である。

〔参考文献〕桑田他『ミシェル=フーコー 1926〜1984』1984,新評論

A. ゲデ『ミシェル=フーコー』1975,朝日出版社ほか

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