50音順    検 索

●フォールズ

ヨーロッパ 英国 AD1843 ハノーヴァー・ウィンザー朝

 1843〜1930 スコットランド一致長老教会宣教医師。指紋研究者。スコットランドのベース生まれ,グラスゴーのアンダーソン大学で医学を修めた。一時インドに赴いて医療に従事したが,1874年(明治7),来朝,翌年に築地居留地18番に施療所を設立し治療にあたり,また腸チフスの牛乳治療法,外科の防腐処置を紹介した。日本人に盲人が多いのに気がつき,津田仙,中村正直らと,盲人教育のために楽善会を組織して,1876年3月,訓盲院を創立,その創立者の一人となった。また土器に残る指紋と,日本古来の習慣である“拇印”に興味をもち,指紋のことを1880年イギリスの雑誌に発表した。これが科学的指紋法の最初の論文となり,指紋鑑識捜査を採用するようにした,“鑑識の父”といわれる。1961年,指紋法制定50周年にあたり,警察庁は東京都中央区明石町のフォールズ住居跡に「指紋研究発祥の地」を示す記念碑を建てた。1886年,ロンドンに帰り開業。