50音順    検 索

●フォード

北アメリカ アメリカ合衆国 AD1863 

 1863〜1947 アメリカ合衆国の産業家。“自動車王”として知られる。ミシガン州ディアボーン近くの農村に生まれる。幼いころより機械好きであった。15歳で学校をやめ,デトロイトに出て,機械工として働く。一時郷里に戻り家業の農業を手伝うこともあったが,1887年,エディソン照明会社の主任技師となる。自動車の開発に興味をもち,1896年,彼自身の手になる1号車を完成。1899年,2号車の完成とともに独立。デトロイト自動車会社をつくったが,1年余で倒産。レーシングカーを手がけたのち,1903年,フォード自動車会社を設立した。組立ライン方式による“ T 型”車の生産を始め(1903),廉価な大衆車の先駆をなした。1914年,8時間労働・日給最低賃金5ドルの方針を発表,求職者が殺倒した。第一次世界大戦勃発後,早期停戦を願い,平和団体の代表をヨーロッパに送る計画を支持。彼が出したチャーター船は“平和の船”と呼ばれた。1918年,合衆国上院議員にミシガン州から立候補したが,敗れた。1919年,社長の座を長男のエドセルに譲ったが,彼の死後(1943)再び社長となった。1936年,フォード財団を設立。同財団は教育・研究の分野で多額の資金を援助してきたが,会社が得た利益を社会奉仕・慈善に還元するというフォードの理念を実践するものとして高く評価されている。

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