●ファラデー
ヨーロッパ 英国 AD1791 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1791〜1867 イギリスの科学者。電気学の父といわれる。貧しい家庭に生まれたために教育を受けられなかったが,製本屋の徒弟をしていた1812年,H.デーヴィの科学講演を聴講し,ただちに志願して王立科学研究所の助手に採用される。最初,デーヴィのもとで化学の研究に従事,1823年には二酸化炭素・塩素などの液化に成功,1825年にはベンゼンを発見した。しかし,ファラデーの科学上の功績は,おもに電磁気学におけるものであった。1821年には電流と磁石の相互作用を発見,電気・磁気の力を機械的な力に変える実験装置を製作し,のちのモーターの原型をつくった。1831年には電磁誘導に関するファラデーの法則を発見,1833年には電気分解の定量的研究を行い,もう一つのファラデーの法則を発表した。1825年には王立研究所の実験所所長となり,生涯そこで研究を継続した。同研究所のクリスマス講話を集めた『ろうそくの科学』(1861)は科学啓蒙書として有名。
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