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●ヒンドゥー=マハーサバー

アジア インド AD 

 ヒンドゥー教徒大連盟の原名で,植民地インドの時代から,独立インドにかけてヒンドゥー教徒の利益擁護を第1に掲げてきた右翼政党の一つ。1906年にインド国民会議派に依拠しつつ活動を進めていた M.M.マーラヴィーヤとラーラー,ラージパット=ラーイなどを中心にして設立され,ヒンドゥー“民族”の利益の増加をめざしていた。この勢力は,第一次世界大戦後もしだいに勢力を拡大し,会議派もこれを排除しなかったために,かえって全インド−ムスリム連盟を統一した民族独立運動から引き離す結果となった。独立後もガンディー暗殺にみられるように,その影響力は無視できない。その主要な担い手は没落したバラモンを中心にして,都市小ブルジョワジーに基盤をもつが,同党は与党会議派の別動隊の役割をもつにすぎず,独自の政党としての機能を発揮できないまま現在に及んでいる。