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●ヒンディー語 ヒンディーご

アジア インド AD 

 全インド15州のうち,主要5州を中心に2億6000万人が用いる世界第3位の言語で,人種・言語の複雑なインドで標準国語に制定されている。ヒンディー諸州はもちろん,中央政府も公文書の一部に用い,その普及の成否はインド近代化をはかるバロメーターである。“ヒンディ”は,シンド地方が訛ってヒンドと用いられたのに始まり,古くは広くインドの諸言語の意味に使われたが,のちに,中部インドの諸言語を示すようになり,ときにはデリー地方の方言にも用いられた。イスラーム教が入ってくると,イスラーム教徒はアラビア文字,ヒンドゥー教徒はデーヴァナーガリー文字を用い,やがて,イスラーム教徒のウルドウーとヒンドゥ教徒のヒンディーの二つに分かれて発展し,それぞれパキスタンとインドの国語となった。