●表現の自由 ひょうげんのじゆう
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個人が意見・思想・感情などを外部に,口頭・文書・映像などで表現・伝達することで,国家の干渉を受けることなく行う自由。言論・出版の自由とほぼ同義語としてとらえられている。表現の自由は,表現行為のみではなく,その表現を読み,聴き,そして見る側の自由を含むものでなければ,無意味になってしまうので,表現を受け取る側の自由も当然保障されなければならない。この自由は本来政治的・社会的性格をもっているため,ほかの社会的価値や人権などと抵触し,制限を受ける。たとえば,私生活を暴露する行為(プライバシーの侵害),個人等の人格の信用を害する行為(名誉毀損),猥褻文書・図画等の頒布などは,表現の自由の保障を受けない。ただし,個人のプライバシーや人格に関することであっても,それが公的性格をもっている場合には,表現の自由が優先する。