●ビネー式知能テスト ビネーしきちのうテスト
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知恵遅れの児童を鑑別するため,パリーの教育局からの依頼により心理学者ビネーと医師シモンにより1905年完成した世界最初の体系的な言語性個別知能検査法。当時のビネーの知能観により,生活に適応してゆくための諸種の知的機能を実験的に検証するという立場から,指示・了解・定義・模写など困難度の異なる30問のテストがつくられたが,1908年には生活年齢に応じて問題を配列,13歳相当までの問題がつくられ,1911年には精神年齢の考え方とともに成人級までの問題が整備された。1916年米国スタンフォード大学のターマンが再標準化しシュテルンの IQ 概念を導入し実用化された。1937年と1961年に再改訂され,日本では1930年鈴木治太郎により鈴木ビネー式が標準化され,戦前の教育などに活用された。戦後は田中ビネー式(1947)・武政ビネー式(1952)が作成・実用化された。