50音順    検 索

●ビゼー

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 1838〜75 フランスの作曲家。父は声楽家,母はピアニストという恵まれた家庭に育ち10歳でパリ音楽院に入学,古典的教養と伝統を学び1857年オペレッタのコンクールに入選,作曲家としての第1歩をしるすとともに,同年ローマ賞を受けローマに留学。1860年母の病気でパリに戻り,父の援助を受けながら「真珠とり」など多くのオペラを計画し着手するが未完が多く,完成しても劇場での成功を得られず1870年普仏戦争では兵役を志願。1871年ピアノ連弾曲「子供の遊び」を作曲,それを管弦楽に編曲し好評を得てから活発な創作活動に入る。その後「アルルの女」「カルメン」と傑作をつくるが「カルメン」の初演は不評で,その3カ月後他界した。単純で明快な構成をもち,生命感に溢れた抒情的旋律と色彩豊かな管弦楽法で劇的効果を備えた作風を特色とし,オペラ10,劇音楽27,管弦楽曲7,ピアノ曲24,合唱曲4,その他歌曲約40などが残された。