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●ピジン

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 バヌアツ共和国・パプア=ニューギニア・ソロモン諸島などで使われている国際混成語。耳で聞き憶えた英語を主体としており,たとえば yu は youであり,mi は I と me を意味し,yumiは「われわれ」である。メラネシアの島々にナマコや白檀を買いつけに現れた白人商人と原住民との会話から発生し,ブラックバーディングによってオーストラリアのクイーンズランドなどで働かされていた太平洋諸島民のあいだで,異言語間の意思疎通をはかるために発達した。バヌアツでは憲法上,この言語を国語と定めており,ビスラマという。パプア=ニューギニアではネオ=メラネシアン(新メラネシア語)ともいう。バヌアツ・パプア=ニューギニア・ソロモンとも言語数が多く(たとえばパプア=ニューギニアでは700以上),言語の異なる部族間のコミュニケーションには最も有効な言語となっている。なお東南アジアなどで広く使われているブロークン=イングリッシュあるいは簡易英語もピジンといわれる。