50音順    検 索

●びく

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“魚籠”または“魚藍”などの字があてられる。漁獲した魚を初めとする水産動物を入れるための竹製のかごをいう。また,釣漁を行うための餌を入れておくかごをビクと呼ぶこともある。一般に,ビクは小型の竹製のかごで,一人でも運搬できるほどのものに限定される。材質・形態・用途・使用方法が同じでも,大型のものはビクとは呼ばず,カゴとかイケスとか呼ばれることが多い。形態から“ヒョウタンビク”とか,“ソコビク”とか呼ばれ,各地でそれぞれに名称が異なる。用途によっては蓋のついているものもみうけられる。また,手でもたず,腰につけて用いることから,“コシビク”と呼んだり,背中に背負って運搬することから“ショイビク”(背負ビク)と呼ばれたりするものもある。ショイビクのばあいは,漁獲物を入れて運ぶにも,量の比較的多い海藻採取のさいの運搬に用いたり,海女が裸潜水漁撈に使用する道具を運ぶのに用いたりする。