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●比嘉春潮 ひがしゅんちょう

AD1883 

1883〜1977(明治16〜昭和52)沖縄歴史研究者。本名春朝。沖縄県中頭郡西原間切翁長村に生まれる。沖縄尋常中学校を2年で中退し、その後男子講習科をへて、1906年(明治39)には沖縄県師範学校を卒業、南風原小学校の教員をふりだしに、1915年(大正4)玉城小学校校長となり、1918年には那覇区松山小学校校長から「沖縄毎日新聞」「沖縄朝日新聞」の記者となる。翌1919年、県庁入りし、1922年まで勤続した。記者時代から社会主義思想の学習グループをつくり、『共産党宣言』をはじめ文献読み合わせの中心となる。1921年柳田国男に出会い、1923年官界をやめて上京、41歳で改造社出版部員となる。編集にたずさわるかたわら柳田に師事、南島談話会に加わり、のち木曜会にも参加するなど、戦中・戦後ずっと柳田門下で民俗研究をした。1947年(昭和22)には宮良当壮・仲原善忠島袋源七・島袋盛敏・金城朝永らとともに沖縄文化協会をつくり、本格的に農村社会経済史・文献研究を行い、機関誌「沖縄文化」を編集発行した。晩年は控えめで実証性を重んじる研究者で、『比嘉春潮全集』(全5巻)がある。


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