●東フランク王国 ひがしフランクおうこく
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD843 東フランク
843〜911 ヴェルダン条約・メルセン条約によって成立した王国でドイツの前身。ゲルマン系の人種が多くゲルマン系の言語が用いられる。カール大帝の死後ルートヴィヒ敬虔王が後継者となるがその子供たちのあいだで紛争がつづき,843年ヴェルダン条約でフランク帝国が3分割され初代東フランク王ルートヴィヒ2世は帝国の東部を得る。870年東・西両フランク王国間のメルセン条約でマース河・モーゼル河下流を国境とする。2代のカール3世(肥満王)は881年皇帝として戴冠し885年西フランク王も兼ね帝国を再統一した。しかしノルマンの侵攻により廃位され887年アルヌルフが東フランク王となりノルマンを破る。911年ルートヴィヒ幼年王の死によりカロリング朝の血統が絶え,フランケン公コンラート1世が国王に選出され東フランク王国は滅亡した。諸部族の独立性が強く独特の封建国家を形成した。