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●東ゴート王国 ひがしゴートおうこく

ヨーロッパ イタリア共和国 AD493 東ゴートの支配

 493〜553 東ゴート族テオドリック大王が東ローマ皇帝ゼオンの委託によりオドアケルを倒しラヴェンナを首都としイタリアに建国する。テオドリック東ローマ皇帝の主権を認め皇帝のイタリアの軍司令官であると同時に東ゴート王であるという二元的な政策を行う。軍隊には東ゴート人を,宮廷の主要な文官にはローマ人(ボエティウス・カシオドルスなど)を重用した。493年テオドリックはフランク王クローヴィスの妹と結婚,ブルグンド・西ゴート・ヴァンダルなど多くのゲルマン諸部族の王家と姻戚関係を結び「東ゴート王国を中心とした“諸国家体制”の均衡」を成立させる。テオドリックの晩年フランクの台頭,ゴート人の信奉するアリウス派とローマ人のカトリックの対立,教皇・皇帝との関係悪化が生じる。テオドリックの死後(527)後継者間に内紛がおこりユスティニアヌス帝によって滅亡させられる。