50音順    検 索

●ピアソン

北アメリカ カナダ AD1897 

 1897〜1972 カナダの政治家。トロント・オックスフォード大学卒業後,1924〜28年,トロント大学で「歴史学」を教授し講師・助教授となり,1932年外務省に入り,ロンドン軍縮会議・ジュネーヴの軍縮会議でカナダの代表をつとめ活躍し,1944〜46年駐米大使,1947年パレスチナ問題国連委員会議長,1948年政界人りし,1952年カンローラ内閣外相となり,国連総会議長をつとめる。朝鮮戦争休戦の実現に貢献,スエズ動乱調停のために努力し,その功績によって1957年度のノーベル平和賞受賞,1969年,世界銀行の委託でピアソン報告をまとめる。この委員会は開発途上国の開発・援助体制の検討と,その基本政策の立案のため,カナダ首相ピアソンを委員長として発足したもの,それを依頼したのは,世界銀行総裁マクマナラである。マクナマラ戦略の上にのった南北問題解決に力をつくし,かつ,東西問題の調停に能力を発揮した国際的政治家である。その裏には国際関係の現状分析,その史的考察に知性をもった人である。

01