●ハンブルク
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD
西ドイツ北部,エルベ川下流にある都市。人口約200万人。正式には「ハンザ自由都市ハンブルク」で,行政的には,それ自体が独立した面積747平方kmの州である。ドイツ最大の貿易港で,大集散地・商業市・金融の中心地であるが,造船・金属・食品などの工業も盛んで,ラインやベルリンとも運河で結ばれている。人工も加わったアルスター湖北岸が市の中心になり,聖カタリナ聖堂・ミヒャエル教会・聖ヤコブ教会などのドイツ=ゴシック式の教会が多く,「教会のまち」ともいわれる。9世紀には司教区となり,中世にはハンザ同盟の指導都市となり,バルト海交易に果たした役割は大きく,北欧人・イギリス人などの外国人も多かった。1510年,帝国自由市となった。第二次世界大戦で港湾施設を初め,市の大部分が破壊されたが,戦後見事に復興し,西ドイツ経済の一大中心地になっている。大学・天文台・博物館・ハーゲンベック動物園などがあり,文化の中心でもある。
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