●伴信友 ばんのぶとも
アジア 日本 AD1773 江戸時代
1773〜1846(安永2〜弘化3)近世後期の国学者。若狭国(福井県)小浜竹原船場に生まれる。父は山岸惟智,母は片岡良雄の次女。1786年(天明2)11月伴信当の養子,その後江戸へいき,小浜藩へつとむ。1797年(寛政9)新井白石の『読史余論』を読む。ついで翌年本居宣長の『呵刈葭』を村田春門より借りて読む。1801年(享和1)村田春門を介して宣長没後門人となる。翌々1803年(享和3)本居大平に学ぶ,1805年(文化1)平田篤胤と面談,そのころより古典校合につとむ。その後『論鬼神新論』をかき,著述活動につとむ。『周易私論』(1833)・『上野三碑考』(1836)・『中外紀経緯伝附征戎遺文』(1839)・『神社私考』(1841)・『高橋氏文考註』(1842)・『倭姫命世記考』(1843)などをかく。しだいに考証学的な方向へとすすんでいる。何といってもその仕事は,小浜酒井家の協力と支援のもとで『和名抄鈔考』(1816)・『斉明紀童謡推釈』(1818)であり,大著『瀬見の小河』(1820)と『長等の山風』の完成である。これらの著書は日本古典考証の基礎をつくる。
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