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●ハングル

アジア アジア AD 

 李朝世宗が創製した文字。正式名称は訓民正音(くんみんせいおん),俗称は諺文(おんもん),のちにハングルという。創製の趣旨は朝鮮語の表記に適した易しい文字を作成して,人民の日常生活を便利にしようとしたところにあった。1443年(世宗25)に完成し,1446年に頒布した。子音17字,母音11字,合計28字。ハングルの文字としての価値について,その優れた特徴と科学的な点を以下に述べる。[1]どんな文字をも模倣しないで独創的である。[2]朝鮮語の音韻組織に最も適合し,どのようなことばでも表記することができる。[3]文字数が28(現在は24)にすぎず,また字画が簡単である。[4]文字発達史上,最高水準に達した表音文字である。[5]縦書きと横書きの性能を備えている。

〔参考文献〕辛兌鉉『諺文の起源について」青丘学叢30,1939

李崇寧「世宗の言語政策に関する研究」亜細亜研究1・2,1958