●榛名信仰 はるなしんこう
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群馬県の榛名山を中心とする信仰。榛名神社は榛名山の西南方の谷の奥に位置するが,『延喜式』神名帳に記されたものと同一であるかどうかは不明である。榛名神社はかつて真言宗修験の支配下にあり,榛名寺・榛名山寺・厳殿寺と公称され,神社としては満行宮と言われた。近世初頭より榛名神社の手代などがほぼ関東一円に御札をもって回村し,各地で代参講を簇生させたり初穂としてお金を集めたりした。榛名の札は,畑や畦道などに立て嵐除けとすることが多く,他に雨乞いに榛名に行ったという伝承もある。近世中期には配札が一般化され嵐除け・雨乞い・蚕神・雹除けなど信仰を集めた。〔参考文献〕尾崎喜佐雄『上野国の信仰と文化』1970