●バルト三国 バルトさんごく
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バルト海東岸のエストニア・ラトヴィア・リトアニアの三つの小国のこと。1940年以後,それぞれソ連邦を構成する15の社会主義共和国の一つとなっている。後ラトヴィア人・リトアニア人に分かれる印欧語系のバルト語族は,前10世紀ごろから今のラトヴィア地方に居住し,フィン=ウゴル語系のエストニア人は紀元ごろヴォルガ地方から移住してきた。13世紀にドイツ人の騎士団がラトヴィア・エストニアを支配したが,リトアニア人は騎士団と争う過程で公国を築き14世紀にはポーランドと合併して一大強国となった。ラトヴィア・エストニアは一時スウェーデンに支配された後18世紀にロシア領となり,リトアニアもポーランド分割に際してロシアに吸収された。ロシア革命後の1920年に三国はソ連と平和条約を結んで独立を達成したが,1940年6月にソ連は三国に軍事圧力をかけて政変を促し,新議会にソ連との合併を決議させ,8月に正式にソ連邦に併合した。