●バルカン同盟 バルカンどうめい
ヨーロッパ ブルガリア共和国 AD1919
1912年3月に成立したセルビアとブルガリアとの間の防御同盟を主軸にして,ギリシア・モンテネグロを加え,四国が相互に二国間で結んだ同盟関係の総称。先にオーストリア=ハンガリーが1908年ボスニア・ヘルツェゴヴィナを併合,ロシアはそのバルカン進出を阻止するためにバルカン諸国(東南ヨーロッパの国々)の団結を求めたが,直接的には1911年にイタリア-トルコ戦争が発生したのを機に成立,領土の保全とトルコ進出を企図した内容となり反トルコ同盟の性格をもった。同盟国は,1912年10月イタリアに敗れたトルコに対して戦端を開き勝利した(第一次バルカン戦争)。その後各国の利害の対立から危機的な国際関係が展開し,トルコの失った領土の分割をめぐってブルガリアがセルビアを攻撃,第二次バルカン戦争が起こったことにより同盟は崩壊した。