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●パリ解放 パリかいほう

ヨーロッパ フランス共和国 AD1944 

 1944年8月25日,市民のレジスタンスと自由フランスルクレルク師団の手で,ドイツ軍占領下のパリを解放した出来事。自由フランスを率いるド=ゴールは国内レジスタンスの支持を確保し,1944年6月にはフランス共和国臨時政府議長となっていた。他方,ドイツ軍による強制労働徴用を逃れた青年たちはパルチザン組織マキに参加し,レジスタンスを強化していたが,1944年6月9日,ド=ゴールはレジスタンス軍事諸組織をフランス国内軍に統合する。6月6日のディー=デイに始まるノルマンディー上陸作戦後,国内軍が連合軍に呼応し,市民レジスタンスもドイツ軍解体に加わった。パリでは,7月14日のデモ,8月10日以後の鉄道従業員・郵便局・警官のストライキに続いて,19日には武装蜂起が開始された。ド=ゴールがフランス人による自力解放の象徴として最初のパリ入城を連合軍側に希望したルクレルク将軍麾下の第二装甲師団の先頭部隊が,24日夕刻にはパリ市庁舎に到着。25日午後,ドイツ軍司令官フォン=コルティッツは降伏し,翌26日ド=ゴールがパリに凱旋した。