●ハミルトン
北アメリカ アメリカ合衆国 AD1855
1755〜1804 アメリカ建国当初の政治家・財政家。西インド出身であり,独立戦争ではワシントンの副官として活躍した。ニューヨーク出身の名家の娘と結婚し,弁護士を経て政界に進出した。ワシントン大統領のもとで初代の財務長官になった彼は,当時フェデラリストに属し中央政府の権力の拡大に努め,建国当初の財政の安定に努めた。各州の背負っていた巨額の負債を,ハミルトンは反対を押しきって連邦政府が引き受けることを主張した。また,通貨や国債を政府が発行するため,中央銀行を20年の期限つきで設立した。このため,州の権限の弱体化することを恐れたジェファソンらのレパブリカンらは反対したが,これは“憲法の含有する権限”と称し,また南部に新首都を置くことで妥協してレパブリカンをなだめた。中央政府による消費税法の強行にはウィスキーの乱がおこっているが,合衆国の財政的基礎は彼によって確立された。
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