●パーマストン
ヨーロッパ 英国 AD1784 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1784〜1865 イギリスの政治家。アイルランド貴族の出身,18歳で襲爵,ケンブリッジ大学卒業。23歳でトーリー党(カニング派)下院議員となり陸相を務めるが,トーリーの反動性を嫌いウィッグ党に移る。グレイ内閣外相以後,外相内相・首相を務め,計三十余年間「パーマストン外交」を指導した。彼は19世紀前半の約半世紀を活躍。産業革命完成期,イギリス資本のための世界市場獲得・原料資源確保・投資地の開拓などの必要に対し,クリミア戦争でトルコ保全・ロシア抑制に成功,アヘン戦争からアロー号事件・セポイの反乱に精力を傾けたのはその表れである。ヨーロッパでは列強の勢力均衡や被圧迫民族の自由独立を支援した。ギリシア独立,ベルギー独立,ポルトガル・スペインの内乱やイタリーでは自由派を応援,トルコではロシア・フランスの進出を抑制した。外交では華々しい成果があったが内政改革には消極的であった。
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