●浜降り はまおり
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浜降りは災厄をはらいのけるために海浜に降りて禊斎をすることを言う。沖縄で発展した。沖縄では目白・梟・鳩・鶏・イカルのような鳥類が部屋へ飛び込み位牌に留ったりすることを忌避する。こうしたことがあると災厄の前兆と受けとめ,そのはらいきよめのため海浜に移り,3日2晩禊斎沐浴をする。昔は小屋掛けしてそこで暮らすなどしていた。最近では自家の屋根の見えないところというので糖小屋がよく利用されている。祈願のためと遊びのためと二つの異なった形式が残されている。前者の国頭郡地方では清めの場所だけに家族だけが移り,ひっそり3日間ほとんど無言で謹慎する。そして帰ってくると塩水で部屋を清める。後者は親類縁者の持ち寄った酒肴で歌舞音曲をして毎晩酒宴を開いて遊ぶもの。これは神さまを慰める意で中部地方でよく行われている。その場合は浜降りはするが組踊りのなかに織りこまれている。