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●パブロフ

NIS諸国 ロシア連邦 AD1849 ロシア帝国

 1849〜1936 ロシアの生理学者。1883年博士論文『心臓の遠心神経に関して』で学位取得,1890年医学・外科大学の薬物学教授,1896年生理学の講座主任,1907年に科学アカデミー会員になり,1925年からはソ連科学アカデミー生理学研究所を主宰した。初め循環生理,それから二十余年消化生理,20世紀初めからは大脳生理学を主に研究した。それにより心臓と血管の機能の自発性の反射調整に関する諸法則,心臓機能が四つの遠心神経により調整されていること,消化腺やそれらの神経調整をしている複雑な法則などを発見,1904年消化生理学の研究でノーベル賞を受賞した。その後世界的に有名な動物の高次神経のいわゆる条件反射を発見,基本的な神経過程である興奮と制止,拡延と集中の法則などを解明,高次神経活動に関する唯物論的説と消化過程の現代的思考を創始し科学の進歩に多大の貢献をした。主著に『消化腺の研究』(1897)・『動物の高次神経活動の客観的研究の20年の経験』(1923)・『大脳半球の機能に関する講議』(1927)などがある。

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