50音順    検 索

●バハーイー教 バハーイーきょう

アジア イラン・イスラム共和国 AD 

 イラン人バハー=アッラーフ(1817〜92)が始めた新宗教。19世紀半ばにイラン人バーブが始めたバーブ教の信徒として指導的役割を果たしたが,1852年に投獄された。その後国外に追放され,1863年にバグダード近郊で新宗教を宣言してバーブ教から離脱した。1868年にパレスチナのアッカを新宗教の本拠と定め布教活動を行った。長子アッバース=エフェンディー(1844〜1920)は後継者として1910年代に欧米で活発な布教の旅を続け,同地域で多くの信徒を獲得し基礎を築いた。第3代ショウギー=エフェンディーは1923年以降同教の中心をハイファに移した。教祖の著作『最も聖なる書物』を基本的な聖典とし,人類の平和と統一を究極の目的とし,偏見の除去・両性の平等・宗教と科学の調和をとくに強調し,諸宗教の要素を折衷した普遍的宗教で特定の宗教儀式はなく,信徒は19日ごとに集合し3月2日から19日間断食をし,収入の19%の宗教税納付が義務づけられる。