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●八旗 はっき

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国清朝固有の軍隊。社会・行政組織でもある。黄・白・紅・藍の正四旗とジョウ※注1※黄・ジョウ※注1※白・ジョウ※注1※紅・ジョウ※注1※藍(黄白藍は紅で,紅は白でふちをとる)のジョウ※注1※四旗を標識としたので八旗といった。太祖のとき満州人の男子300人を1ニル,5ニルを1ジャラン,5ジャランを1グサ(旗)として,まず正四旗を創設,ついでジョウ※注1※四旗を増設し,1614年(万暦42)に全旗が成立した。これが満州八旗と呼ばれる八旗の中核で,さらに太宗のとき,1635年(天聡9)に新たに服属した蒙古人をもって同じように蒙古八旗を,1642年(崇徳7)には投降してきた漢人をもって漢軍八旗をつくり,組織の拡大強化をはかった。清は八旗の戦力で満州を統一し,中国を征服し,中国統治を支える強力な軍事力として,全国の要地に配備した。成員は旗人と呼ばれ,旗地の支給とその他の特権身分を世襲し,要職に任じ,全盛期を現出した。後半しだいに腐敗堕落して弱体化し,内乱や外国軍の侵入で衰退する清を,ついに支えることができなかった。

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