●パターン認識 パターンにんしき
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外界から入力される情報がなんであるかを識別すること。人間の場合には,情報の物理的特徴の識別だけでなく,その意味内容までも理解することまでも含む過程をいう。このようなパターン認識の方法には二つの代表的過程が考えられている。その一つは「鋳型照合モデル」と呼ばれ,可能な限りのパターンの原型が記憶されており,これらと入力情報のパターンをつき合わせて照合を行う過程を想定したモデルである。これに対し,入力情報の最小単位からいくつかの段階の処理をへながら,各段階で識別に有効な特徴を選び出す過程を考えている「特徴検出モデル」がある。人間のパターン認識は,物理的データにのみ依存する融通のきかないものでなく,予想や文脈によって情報処理のやり方を積極的に変更する能力をもち.上記のモデルだけではパターン認識を説明できない。〔参考文献〕D.ノーマン『記憶の科学』1978,紀伊国屋書店