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●バシレイオス2世 バシレイオスにせい

ヨーロッパ ヨーロッパ AD957 

 957ごろ〜1025 東ローマ皇帝(在位960/963〜1025)。東西の諸地域で帝国領の拡大をはかり,最大の版図を実現,土地制度改革も行い,マケドニア朝の全盛を現出。弟コンスタンティヌス8世とともに父ロマヌス2世存命中に戴冠(960)。しかし国政は義父ニケフォルス2世達の手中にあった。976年,親政開始。国内的には,小地主を保護,小アジア豪族の反乱を鎮圧し,大土地所有制の切崩し政策を強行した。対外的にはシリア,アルメニア,ゲオルギアに帝国の宗主権を認めさせ,ブルガリアへ最大規模の遠征(986〜1014),これを併合(1018)。その際の戦いで多数のブルガリア人を殺戮,〈ブルガリア人殺し(ブルガロクトノス)〉の異名を得た。イタリア南部,ダルマティア,クロアティアにも支配を確立,シチリア攻撃を目前にして急死。妹アンナとキエフ大公ウラジミル1世との結婚(987)は,ロシアのキリスト教化に貢献。