●バシレイオス1世 バシレイオスいっせい
ヨーロッパ ヨーロッパ AD812
812/827〜886 東ローマ皇帝(在位867〜886),マケドニア朝の創始者。アドリアノープル移住のアルメニア系農民の出身。役人となり侍従武官,式部長官に昇進。866年,ミカエル3世の共同統治者。867年,ミカエル3世暗殺後帝位についた。対外的には,地中海方面・東方諸地域で帝国の勢力拡大につとめた。イスラーム教徒によりシチリアの大半を失ったが,将軍ニケフォルスによりカラブリアを獲得(880)。クレタ海戦でイスラーム教徒に勝利(872),一時キュプロス島も占領。小アジアではアルメニア王に対し東ローマ帝国の宗主権を承認させた。宗教面では,ローマ派総主教フォティウスを採用,東西教会間の分裂解消に努力。また息子のレオ6世(在位886〜912)による法令集の刊行,勅令の発布により中央集権を強化した。治世中,物質的繁栄・文化的発展は著しく一時代を画した。886年,狩の途中で事故死。