●バシリカ様式 バシリカようしき
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教会堂建築の一様式。古代ローマ時代に法廷、集会場、商業取引所などの公共建築物に用いられた長方形プランの建築に由来する。バシリカ様式の基本的形式は長方形の外壁で囲まれ、外壁の内側に列柱がある。正面に回廊に囲まれたアトリウム(前庭)があり中央に噴水を備えている。堂内にはナルテックス(前室)がある。建物の本体をなす会堂部には身廊と側廊があり、東の正面に左右に張り出したトランセプト(袖廊)があって内陣をなし、内陣の背後に円形に突出たアプス(後陣)があり、その中央に祭壇が置かれ、背後に司教座(カテドラル)が配置される。構造は石造りまたはレンガ造りで、身廊と側廊を利用して採光用の高窓が設けられた。のちにロマネスク様式やゴシック様式へと発展する。代表的な建築としてはローマのサン=ピエトロ旧聖堂、サンタ=マリア=マジョーレ教会、ラヴェンナの両サンタポリナーレ教会などがある。