●パシュトゥーン
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アフガン,パターンとも呼ばれる。人口は約1,400万人,アフガニスタンとパキスタンにほぼ半々に分かれて住む。人種はコーカソイドの地中海人種に属する。固有の言語はパシュトー語で,ペルシア語と同じく,印欧語族のイラン語派に属し,アラビア文字で表記される。宗教はイスラームで,ごく少数のシーア派を除き,スンニー派に属する。1747年,アフガニスタン国を形成し始め,現在も同国人口の5,6割を占める支配民族である。パキスタンでは西北辺境州に住み,文明化の差により,定住地帯と部族地帯に分かれ,統治方式が異なる。両国とも,一部は都市に定住しているが,なお多数は農業や遊牧を業とし,部族的伝統を守り,独立自尊の民である。住地が内陸で,資源も乏しいため,経済的には恵まれない。芸術では詩を尊ぶ。古典詩人としてホシュハール=ハーン=ハタク(1613〜89)が有名であり,ランダイ(短詩)という民謡的2行詩をもつ。