●白ロシア人 はくロシアじん
AD
ミンスクを首都とする白ロシア社会主義共和国の主要構成民族。大ロシア人(現在のロシア人),小ロシア人(現在のウクライナ人)とともに,東スラヴ人の3大支系の一つ。「白」という語の由来については,この地方が深い雪に覆われているとか,人々の白い服装,金髪,白い皮膚の色に求める説や,ベラヤ川およびベリャンカ川の間にあるベーリスクという地名に求める説などあるが,「白」とは高貴または自由を意味し,13世紀の蒙古人侵入時,その支配を受けなかったためとする説が有力である。古い種族名はクリヴィチ族,ポロチャン族で,14世紀以降リトアニアの支配下に入ったが,17世紀以降はしだいにモスクワ公国の支配下に入り,18世紀後半のポーランド分割で完全にロシアに編入された。推定人口は700万人。なお,ロシア革命時の「白系ロシア人」は,ボリシェヴィキ政権に反対した自由主義ロシア人のことで,白ロシア人とは別個のものである。