●バーク
ヨーロッパ 英国 AD1729 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1729〜97 イギリスの政治家・思想家。ダブリン生まれのアイルランド人。ダブリン大学のトリニティ=カレッジに学んだのち,ロンドンに出てミドル=テンプルで法律を修めた。1756年,『自然社会の擁護』,1757年,『美と崇高について』を出版して名をなした。1765年,ウイッグ党の首相ロッキンガムの秘書に採用されて下院議員となり,以後1794年までウイッグ党の有力な指導者として活躍した。ジョージ3世の親政政策とアメリカ・インド植民地政策に反対した。議会政治の腐敗を取り上げて攻撃し,政党政治の原則の確立を強調した。しかしフランス革命がおこると,1790年に『フランス革命の考察』を発表して革命を非難し,社会の秩序と伝統を強調して保守主義の理念を明確に表明した。この著作は多数の反論を呼びおこしたが,そのうち最も有名なものはトマス=ペインの『人間の権利』であった。そして,革命の激化とともに世論はしだいにバークの側に傾き,1793年にはフランスに対する宣戦行われた。
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