50音順    検 索

●破壊活動防止法 はかいかつどうぼうしほう

アジア 日本 AD 

 現行の治安法規。1952年(昭和27)7月公布。ポツダム命令による治安法規が失効するため,それらに代わるものとして制定された。法務省の外局に公安調査庁が設置。この法律は思想そのものの統制の危険性があるため,労働組合のストライキを中心とする広範な反対が展開されたが,結局法律は成立した。運用にあたり裁判所は〈現在かつ明白な危険のない〉場合は無罪としている。団体規制として,団体の活動として暴力主義的破壊活動を行った団体が,将来その活動を継続または反覆する明らかなおそれがあるときは,公安審査委員会はそのおそれを除去するため,集会・デモ行進・機関紙・役員の活動などを禁止し,一定の場合には,当該団体に対し解散の指定を行うことができる。刑罰規定は暴力主義的破壊活動を行った個人に対する刑罰は,内乱罪,外患罪,および一定の犯罪について政治目的のある場合の刑を加重することからなる。