●ハイダラバード
アジア インド AD
インド,アーンドラプラデシュ州の州都。クリシナ(キナスト)川の支流ムシ川の南岸に位置する。人口214万2,000人(1981),1589年イスラーム教王国ゴルコンダ国の王クゥトゥブ=シャヒによってつくられた古い都市で,市内には今なお当時のイスラーム教建築が各所にみられる。四つの尖塔で有名なチャールミナールはその代表である。別名シャヒモスクといわれるようにシャヒによって1591年に建てられたものである。そのほかにも数々の寺院・宮殿をもって古い歴史の町,支配の中心地を思わせる反面,商工業の町としても名高く,綿花の取り引き,手工業による織物・絨毯製造に加えて,鉄道車両・機械・化学・金属などの近代工業も盛んである。対岸のセカンダラバードは元来は軍用地として開かれた地であるが,最近はハイダラバードの発展に伴って近代的な開発が進み,いわゆる双子都市の状態で両者ともに急速に都市化が進行している。